社会を支えるなくてはならない存在
QUALIFICATION CARE
介護職で唯一の国家資格である介護福祉士は、専門スキルの証明だけでなく、給与アップや管理職への道が開けるなど、安定したキャリアを築くうえで大きな武器となります。資格取得に向けた3つのルートや試験の合格基準、現場での具体的な役割などを詳しくまとめました。取得後は一生役立つ資格を手に、地域に必要とされる人材となり、活躍していきたい方を歓迎しております。
介護福祉士とはどのような資格?
介護職で唯一の国家資格であるのが「介護福祉士」で、国家資格に合格した者のみ名乗ることができます。資格を取得することで、介護福祉に関する知識・技術のスペシャリストであることを証明できます。
『社会福祉士及び介護福祉士法』第2条第2項による法律上の定義
介護福祉士の名称を用いて、専門的知識や技術をもって、身体上または精神上の障害があること、または環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者、または医師・その他の保健医療サービスを提供する者・その他の関係者との連絡や調整、その他の援助を行うことを業とする者をいう。
参考:社会福祉士及び介護福祉士法
介護福祉士の資格を所有するメリット
地域を問わず求人が多い・再就職や転職もしやすい
超高齢社会の日本において、介護業界の人手不足は深刻です。介護関連の求人は多く、特に国家資格である介護福祉士は全国の地域を問わず就職や再就職、転職もしやすい状況にあります。
給与アップ
介護福祉士の資格は、待遇面でのメリットも大きいものです。厚生労働省の調べによると、無資格者と比べると平均月給は5万円以上高く、初任者研修や実務者検収の平均月収と比較しても2万円以上高いとされています。また、2019年10月にスタートした「特定処遇改善加算」では、勤続10年以上の介護福祉士の給与を月8万円アップまたは年収440万円以上にするといった制度があり、介護福祉士は給与面でも注目の職種といえます。
参考:厚生労働省「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」
施設管理者等のキャリアアップを目指せる
介護福祉士の資格所有者は、現場での介護業務だけではなく管理職を目指すこともできます。一定数の利用者がいる施設において1人以上の役職者を配置するなどの義務があり、中には介護福祉士の資格を取得していなければならないものもあります。
介護福祉士になるには?
介護施設の求人をお探しの方の中には、介護福祉士の資格にご興味をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。介護職で唯一の国家資格である介護福祉士は、以下3つのルートで取得可能です。
養成施設ルート
厚生労働大臣指定の介護福祉士養成施設を卒業すると、介護福祉士国家試験を受験できます。養成施設には、四年制大学・短期大学・専門学校などがあります。
福祉系高校ルート
福祉系高校・福祉系特例高等学校を卒業すると、介護福祉士国家試験を受験できます。平成21年度以降に入学した場合、卒業後に筆記試験で合格すると介護福祉士の資格を取得できます。平成20年度以前に入学した場合は、筆記試験プラス実技試験の合格が必要です。
実務経験ルート
学校などで学んだ経験がなくても、3年以上の実務経験と「実務者研修」の修了によって、介護福祉士の受験資格が得られます。試験に合格すれば、介護福祉士になることができます。
介護福祉士を目指そう!国家試験の合格基準
介護福祉士の国家試験は筆記試験と実技試験があります。公益財団法人社会福祉振興・試験センターの合格基準は以下のとおりです。
筆記試験の合格基準
ア:問題の総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した点数以上の得点を取得した方が対象です。
イ:アを満たした方のうち、以下の試験科目11科目群すべてにおいて最低1問は正解することが合格条件です。
1.人間の尊厳と自立、介護の基本
2.人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
3.社会の理解
4.生活支援技術
5.介護過程
6.こころとからだのしくみ
7.発達と老化の理解
8.認知症の理解
9.障害の理解
10.医療的ケア
11.総合問題
※注意:配点は1問1点の125点満点です。
実技試験の合格基準
実技試験も筆記試験と同様に課題の総得点の60%程度を基準とし、課題の難易度で補正した点数以上の得点の方を合格の条件としています。
なお、公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページによると、介護福祉士国家試験(2023年第35回)の合格基準点は、筆記試験75点、実技試験53.33点です。筆記試験の合格基準は昨年の第34回と比較して3点増加し、実技試験は同じ結果となっています。受験者数79,151人のうち、合格者数は66,711人、合格率は84.3%で過去最高の合格率を記録しました。
介護福祉士の主な仕事・役割とは
介護福祉士は、ホームヘルパー(訪問介護員)をはじめ、特別養護老人ホームや身体障害者施設など、社会福祉施設のスタッフとして介護業務にあたっています。介護職で唯一の国家資格である介護福祉士はどのような仕事内容なのでしょうか。
身体介護
介護福祉士の代表的な仕事内容は、身体介護です。利用者様の食事から歯磨き、衣服の着脱、移動・歩行介助、入浴、排泄まで日常生活でのあらゆるサポートをご提供します。
生活支援
食事や薬の管理、身のまわりの整理整頓など、生活全般のサポートを行います。利用者様やそのご家族の相談に乗ったり、アドバイスをご提供したりすることも介護福祉士の役割の一つです。
社会活動支援
レクリエーションや外出支援、趣味や興味を持つ活動の提案を通じて利用者様の社会参加を促進します。
チームマネジメント
介護職のリーダーとして、チームビルディング・チームマネジメントの役割を担うことも仕事の一つです。スタッフの指導やスケジュール調整など、介護士同士の連携を図りながら円滑な施設運営を支えます。介護福祉士は高い専門性と豊かな人間性を持ち、利用者様の身体的・精神的な健康と幸福を支える大切な存在です。
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