由利本荘市の介護施設
ショートステイ 夕陽の郷

ショートステイには、大きくわけて「短期入所生活介護」「短期入所療養介護」「介護保険適用外のショートステイ」の3種類があります。

こちらでは、短期入所生活介護が受けられる施設について解説します。

・ショートステイ専門施設

・特別養護老人ホーム

・一部の有料老人ホーム

短期入所生活介護は、医療的なケアではなく、介護を中心としたサービスを希望する場合に適しています。

対象者は要支援、要介護認定を受けた方で、比較的身体の状態が安定していることも基準の一つです。

介護スタッフによる食事・入浴などの生活援助、レクリエーションやリハビリといったサービスが受けられます。

ショートステイは、例えば次のような場面で利用されている介護施設です。

 ・介護する家族が病気になったとき

 ・介護者が休養をとって心身をリフレッシュしたいとき

 ・仕事や出張のため介護が難しいとき

 ・冠婚葬祭などで家を空けるとき

  ・本人の状態が悪化し、在宅介護が難しいとき

 ・次に入る介護施設がまだ決まらないとき

 ・介護施設に入居したときのイメージをつかんでおきたいとき

 ・老人ホームの入居待ちをしているとき

 ・家族以外の人とのかかわりが必要な場合 

様々な事情で自宅での介護が難しくなった場合は、ショートステイを利用することで介護する方の負担軽減につながります。在宅介護をしている方にとってなくてはならないサービスです。

多くの介護施設には、利用条件が設けられています。ショートステイ（短期入所生活介護）の利用対象者は、介護保険適用施設の場合と、介護保険適用外の施設の場合で異なります。

介護保険が適用されるショートステイの利用対象者は、介護保険の要介護認定を受けている方です。具体的には、以下のいずれかに該当する方が利用できます。

• 要支援1・2または要介護1～5の認定を受けた65歳以上の方
• 40～64歳で特定疾病により要介護と判断された方

有料老人ホームなどが提供する介護保険適用外の有料ショートステイの場合、施設によって基準は異なりますが、要介護認定を受けていなくても利用できるところがあります。ただし介護保険が適用されないため、自己負担額が大きくなる点には注意が必要です。

こちらでは、ショートステイの費用の内訳について解説していきます。

基本料金は、ショートステイの種類によって異なります。一般的に「短期入所生活介護」より「短期入所療養介護」のほうが、料金が高く設定されています。また、居室の種類や介護度によっても費用が変動します。「短期入所生活介護併設型」の基本料金は、以下のとおりです。

※上記は、自己負担が1割の場合の金額です。

介護施設によっては、特別なサービスを受けることが可能ですが、この特別なサービスを受けるためには加算料金が必要です。加算料金がつく具体的なサービスは、以下のとおりです。

• 送迎加算
• 機能訓練加算
• 医療連携強化加算
• 緊急短期入所受け入れ加算
• 専従機能訓練指導員配置加算
• 看護体制加算
• サービス提供体制加算
• 療養食加算
• 夜勤職員配置加算
• 若年性認知症利用者受入加算など

介護保険が適用されるサービスは、基本的なサービスのみです。食費・施設費・日用品などのサービスは介護保険が適用されません。なお、介護保険が適用される場合は自己負担額が1～3割程度に抑えられます。

介護施設やショートステイの利用日数が増えるにつれて、費用の負担が大きくなることがあります。

こちらでは、ショートステイの費用負担を軽減できる制度をご紹介します。利用を希望される方は、介護施設スタッフまたはケアマネジャーにご相談ください。

所得や資産が一定金額を下回る方を対象に、食費や滞在費などの費用負担が軽減される制度です。所得により違いはありますが、自己負担額は1日あたり1,000～2,000円程度軽減されます。

高額介護サービス費は、月々の利用者負担の合計が負担限度額を超えた場合に利用できる制度です。所得に応じて負担額の上限が決められています。

低所得で生活が困難であると認められた方は、社会福祉法人等による利用者負担軽減制度を利用できる場合があります。

制度を実施している介護サービス事業所からサービスを受ける際に、利用者自己負担額が4分の1（老齢福祉年金受給者は2分の1）軽減され、実質負担が4分の3となります。

介護施設を選ぶ際は、まずご自身の現在の健康状態や介護度、将来にわたって受けたい介護・医療について考えてみましょう。その上で、ご自身が理想とする生活にどのようなサービスが必要なのか（リハビリ体制、美味しい食事、24時間見守りなど）を考えていけば、希望する条件が整理されていくはずです。

ただし、サービスが手厚くなるほど費用の負担も大きくなるため、費用とのバランスを取る必要があります。

介護施設は老後の生活や健康状態を左右する重要な場所であり、慎重に選びたいところです。後悔しないためにも細かく情報収集を行い、希望条件を満たす施設を選びましょう。

介護施設のホームページやパンフレットなどの資料を見れば、重要な要点を押さえることができます。より細かい情報を得たい場合や雰囲気を知りたい場合は、実際に施設へ問い合わせて相談・見学することもおすすめです。

介護施設について多く寄せられているご質問にお答えします。ご不明な点は、ショートステイ 夕陽の郷までお問い合わせください。

A．介護施設のショートステイとは、認知症など介護を必要とする方が短期的に施設に入所し、日常生活に必要な介護や支援が受けられるサービスです。介護をするご家族の外出や出張、冠婚葬祭などで一時的に在宅介護が難しい場合の強い味方となります。

A．介護保険が適用されるショートステイを利用する場合、介護認定区分の要支援1・2または要介護度1～5までの方が利用可能です。

A．ショートステイのご利用にはケアプランの作成が必要となるため、ケアマネジャー（介護支援専門員）を通してお申し込みください。すでに担当ケアマネジャーがいらっしゃる場合は、介護施設のショートステイを利用したい旨をご相談ください。

A．ご利用者様の要介護度や利用日数、負担限度額などによって異なります。

A．状況により判断いたします。特別な事情でご心配がある場合、まずはご相談ください。