看護師が介護施設で働くメリットは？介護施設の種類や看護師の主な業務内容

看護師が介護施設で働くことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。看護師が活躍する介護施設の種類や特徴、介護施設での看護師の主な業務内容もあわせてご紹介します。

介護施設では、病院のようにナースコールで緊急対応が必要なこともなければ救急で急患が運ばれることもなく、比較的ゆとりを持って働くことができます。

施設や状況によっては残業が発生する可能性もありますが、一般的には決まった時間内の勤務が基本です。特にデイサービスなど夜勤がない施設では、私生活での育児や介護とも両立しやすいです。

介護というと利用者の体を起こしたり支えたり、体力が必要なイメージを持つ方もいらっしゃるでしょう。身体介護は基本的に介護士の仕事であり、介護士と一緒に身体介護をすることはあっても、看護師一人で対応することはありません。体力的な負担は少ないといえます。

病院ではケガや病気の治療を的確にサポートする知識やスキルが必要ですが、介護施設では病院ほどのスキルは求められません。介護施設では入居者の健康管理が基本業務となるため、看護師としてのスキルや経験が浅くても働きやすいといえます。

特別養護老人ホーム	公的施設で入居費用が無料、月額利用料が安く、要介護度3以上の方が入居します。終身で利用でき、ある程度の医療ケアや看取りに対応している施設もあります。
有料老人ホーム	民間が運営する24時間体制の介護施設です。自立している方から要介護度5の方まで、幅広い方が利用できます。介護付き有料老人ホームであれば看護師が常駐し、体調に不安がある方も安心です。
介護老人保健施設	病院に入院していた方が、在宅療養に切り替えるためのリハビリを行う施設です。終身利用ではなく、3ヶ月に1回の審査で老健でのリハビリが必要ないと判断されれば退所となります。
デイサービス	要介護度1～5までの方が施設へ通い、介護サービスを受けます。介助や機能訓練、レクリエーションなどがあり楽しく過ごせる工夫がされています。

介護施設で働く看護師の業務内容は、バイタルチェックや口腔ケア、爪切り、耳垢除去などの「健康管理」、経管栄養の実施、ケガや創傷処置、自己導尿を補助するカテーテルの準備といった「療養に関する業務」、医師の指示や指導のもとで行う投薬や点滴、採決といった「医療業務」などがあります。

また、食事介助や入浴介助は基本的に介護士が行いますが、誤嚥のおそれがある利用者の食事は看護師が介助したり、人手が足りないときは介護士と一緒に入浴介助をすることもあります。

認知症など介護を必要とする方が短期入所するショートステイ夕陽の郷は、食事や入浴、排せつといった日常生活のサポートや機能訓練を行います。とにかく明るく楽しい雰囲気で、少人数のため「ゆっくり関わるしっかり見守る」介護サービスを提供します。

介護職員や看護職員の求人を行っており、看護職員は看護師・准看護師どちらも採用しています。各種手当や福利厚生を充実させ、介護施設で働くのが初めての方でもしっかりとサポートいたします。午前中のみの勤務も可能です。由利本荘市や周辺で看護師・准看護師の求人をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。